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東京芝ロータリークラブ

Report

活動リポート

寄贈した車のボディメンテナンス、スタットレスタイヤの交換支援

 我が東京芝RCは、2年前に福島県大熊町の高齢者施設である「おおくま福寿会」に日産セレナを改造した福祉車両を寄贈しましたが、寄贈後の状況について今まで把握をしておりませんでした。そこで今回現地視察及び表敬訪問を実施致しました。

 今回の訪問では、社会奉仕委員会として「おおくま福寿会」のために何か支援するべく先方の佐々木施設長と話し合い、①寄贈したセレナへのボディメンテナンスを行うこと、②2年間履き続けたためすり減ったスタットレスタイヤの交換支援することの2点を実施致しました。

 セレナへのボディメンテナンスとして洗車・ワックス掛けを行いました。当クラブ田中会員が洗車機材を積み込んだキャラバンを用意、さらには社員2名まで派遣して頂き、田中会員の本業である「田中式洗車法」通りに行い、あっという間に黒ずんでいた白いセレナがピカピカになりました。我々も田中会員の指導の下、専用機材を使用して塗装面のコンパウンド掛けやワックス掛けを行い、びっくりする程きれいになりました。まるで新車の様でした。

 聞くところによると、人手が足りないためこのセレナはワックス掛けをしたことがなかったとのことでした。なんとかわいそうな車!会津は雪国です。道路には塗装の強敵、融雪及び雪の凍結を防ぐための薬品「塩化カルシウム」がばら撒かれています。雪国ではこの塩化物の道路を走るため、塩害により車の塗装の傷みが東京に比べて格段に早いのです。ですから降雪時に傷んだ塗装面に対して梅雨の前までにワックス掛けを行い、塗装面の保護をする必要があったのです。

 外装だけでなくボンネットの中や室内の内装まで綺麗に磨かれ、最後は電動の臭い取りスプレーまで用意し脱臭までしてしまうとは、田中会員に脱帽です!!本当に有難うございました。

 ちなみにセレナは快調で、外装のへこみ・傷もなく、走行距離は18,000km(月間約1,000km走行)でした。運転する方は、佐々木施設長はじめ女性スタッフまでが、高齢者の送迎でフル活動しているとのこと。これからも無事故・無トラブルであって欲しいものです。

 洗車が終わると、田中会員は「仕事がありますから。」と社員を引き連れてさっと東京に帰ってしまいました。さすがプロですね!

 洗車も終了し、住友ゴムさんから新製品ながらとても安価で提供頂いたスタットレスタイヤの確認もでき、ピカピカになったセレナの前にてみんなで集合写真を取りました。
(社会奉仕委員会 報告)