ロータリーとは国際的な奉仕団体で、この目的や趣旨に賛同して集まった人たちで設立されているのが「ロータリークラブ」です。この団体は世界的な規模で、200ヵ国以上に36,782クラブがあり、それらには約119万(2021/5月現在)人のロータリアンが所属して、それぞれが奉仕活動に励んでいます。
ロータリークラブが初めてつくられたのは、1905年2月23日アメリカの シカゴで、その創立者はポール・ハリス氏、弁護士でした。その時集まったのは4人で、「事業をする人が友愛の気持ちをもって、仕事の上での知り合いの輪を拡げていくために、定期的に集まる会をつくりたい」とハリスが提案、他の3人がこれに賛成し、一つの職業から一人だけを会員として選ぶことで決まりました。
また、定期的に集まる場所は各会員の事務所を輪番にということから、会の名称がシカゴ・ロータリークラブになりました。
米山 梅吉
2023-24年度の会長テーマ「世界に希望を生み出そう」
ゴードン・マッキナリー会長エレクトが発表した2023-24年度の会長テーマは、
「世界に希望を生み出そう」。
マッキナリー会長エレクトは、「平和」と「メンタルヘルス」を通じてロータリーが世界に希望を与えることができると述べています。「ロータリーは歴史の呼びかけに応え、人道支援を最優先してきました。(ウクライナの戦争勃発以来)惜しみなく寄付し、仲間を一心にサポートしてきました」。さらに、「平和とは、希望が根づくための土壌です」と述べ、ロータリーが今後も継続的かつ積極的に平和を追求していくことを呼びかけました。