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東京芝ロータリークラブ

Report

活動リポート

自然環境保護を目的とした運動

 「増上寺」隣接の公園に林檎の苗木を6本植えさせていただきました。自然環境保護を目的とした運動ですが、昨年植樹させていただきました「暁星国際学園」の様子を見ますと林檎の実が付いたことで期待以上の効果が得られるのではないかと思っています。

 暁星国際学園の林檎には2006年5月より9月まで2~3週間に一度、計8回消毒液を散布いたしました。2007年4月には皆様のお力をお借りして、支柱を取り換えて参りました。この間、生徒さん方とは殆ど顔を合わせておりませんが、林檎の苗木に自分の名前を書いたシールを貼ったり、草刈りが出来ていたりする様子を拝見し、ほのぼのとした気持ちにさせられました。

 支柱を取り替えに行った際は生徒さんから園長への手紙を見せられました。
「私達がお世話をしていますから、園長先生に甘い林檎を食べてもらいたいな。」
「学校に行くとき林檎を見るのが楽しみです。」今年は林檎の実が3個ついていました。
来年はもっとたくさんの林檎の実がなり、子供達の優しい感性にたくさん触れたいものと願っております。

 メンテナンスにも気を配りました。メンテナンスの内容は、空に向かう垂直の枝を曲げて地面と水平近くになるように誘引する作業です。上へ上へと伸びる枝(この枝は大きくなるための生長の枝で、花の芽が付かない=花が咲かない枝なのです)に細工をして、花の芽を出させるようにすることです。

 一般的に枝は横にされるともう伸びることを止め、逆に自分の子孫を残そうと花芽を付ける枝を増やそうとします。この性質を利用して、たくさんの花を咲かせ実を付ける機会を増やすためです。実際には、枝と地面に打ち込んだアンカーとを紐で結び、枝が地面と水平近くなるように紐を引っ張り固定することです。

 今回はこの誘引作業を、6本のリンゴの内、右側の2本に限定して、60本程度行いました。使用した機材は、脚立、大型金網、ホームセンターで売っているアンカー50個と紐200m、ハサミです。次のメンテナンス作業は、これから生える空に向かう長く伸びた新梢を、6月下旬~7月下旬(この時期限定作業です)に間引く作業です。

 芝公園にもたくさんの実がなり、区民の皆様に喜んでいただければ幸いです。
(社会奉仕委員会 報告)