創立50周年を迎えるにあたり、記念事業として何を行うべきかを50周年記念準備委員会を中心として2年前より検討を始めました。
子供の明るい未来を目指すためのプロジェクトで方向性が決まり、具体的に何ができるかを港区の子供家族支援部等にも相談にのってもらい、実勢に区内の子供たちが何を必要としていて、ロータリークラブとして何かできるかを調査しました。
その結果、港区内32カ所の学童クラブが児童図書を必要としているとの事で、一カ所5万円総額160万円の予算で児童図書と教材の寄付を行うことで決まり、地区補助金58万円の申請もさせていただきました。何カ所かの学童クラブも訪問し、各クラブの要望等も実際に聞き取り調査をおこないました。
プロジェクトを進めて行くにあたり、港区より、各学童クラブの生徒数、規模も色々なので、総予算はそのままで、一律5万円ではなく、変化をつけてほしいとの要望がだされました。また、計画時32カ所だった学童クラブも新規のクラブ等で36カ所となりました。
結果、総予算の範囲内で港区子供家族支援部に取りまとめをお願いし、それぞれの学童クラブ向けの本と教材のリストを提出してもらい、(株)東西哲学書院に本の発注、また裏表紙への“東京芝ロータリークラブ50周年記念寄贈”のシールの貼り付けをお願いいたしました。
2021年2月20日をプロジェクト実施日として、36カ所のうち3カ所、西南小学校、御成門小学校の学童クラブ、神明学童クラブへ、当クラブの会長、幹事、社会奉仕委員会で出向き、それぞれで贈呈式を行いました。その他33カ所へは直接書店より配送をお願いいたしました。2月21日にすべての学童クラブに寄贈図書と教材の配布が完了し、プロジェクトが終了いたしました。
贈呈式で、子供たちが大喜びしている笑顔は特にとても印象的でした、また4月11日の創立記念例会で、港区長より東京芝ロータリークラブ宛てに感謝状もいただきました。
社会奉仕委員長 剛 嘉宏